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2005年の設立以来、ライフ・ホープ・ネットワーク(LHN)は予期せぬ妊娠に戸惑う方々を支援しています。私たちの願いは、悩みを聞き、寄り添い、長年の経験で得た情報を提供することです。
必要があれば、妊娠期間中と産後に住む場所も用意します。また、中絶後のストレスやトラウマ症状に苦しむ方々のためのカウンセリングもしています。
すべてボランティアで運営しており、カウンセリングは匿名、無料で受けていただけます。どうぞお気軽にご連絡ください。
スタッフ紹介
富田美代子
(妊娠・中絶後相談を2016年より担当)
シンシア・ルブル
(人生の3分の1以上を日本で 過ごしているアメリカ人)
塚本春美
(15年以上、中絶後の悩みに 向き合い続ける設立メンバー)
この他、助産師や臨床心理士など約10人のボランティアスタッフで運営しています。
創設者 シンシア・ルブルより
2000年にキリスト教の宣教師として来日。日本では妊娠して困っている人への支援が少ないことに気づき、助けが必要な妊婦さんに宿泊場所を提供したいと考えました。何人かの日本人の友人も賛同してくれました。アメリカのライフ・インターナショナル に依頼して、2005年に初めてのスタッフ候補者研修を行い、ライフ・ホープ・ネットワークが誕生しました。
小さな事務所を構え、簡単なホームページを作り、病院や行政機関にチラシを配って回りました。活動を始めるとすぐに女性たちから問い合わせが入るようになり、間もなく一人目のホームステイを迎えることができました。
私たちのような活動をする団体は珍しかったので、最初は行政機関から戸惑いの目で見られることもありました。年月をかけて徐々に信頼関係を築いていき、今では私たちのところに来るホームステイの大半は区役所からの紹介です。
団体設立から数年後に、中絶後カウンセリングも始め、すぐに私たちの活動の大きな2本目の柱となりました。中絶後を専門とし、無料でカウンセリングを提供する団体は日本では他にほとんどありません。
2010年に、私は息子のマイカを特別養子縁組で迎えました。ですから自分自身の経験として、養子縁組についても、シングルマザーの子育てについても知っています。これまで私たちは出産から産後まで多くの女性を支援してきました。さまざまな障壁を乗り越え、明るい人生への一歩を踏み出す手助けをすることは、私たちにとって何よりの喜びです。LHNでホームステイをし、現在シングルマザーとして頑張っている女性たちの記事はこちらでお読みいただけます。
LHNのボランティアスタッフは、助産師、以前ホームステイをしていたシングルマザー、会社員、臨床心理士など、さまざまです。大半は日本人でクリスチャンですが、LHN自体は宗教団体ではありません。イエス・キリストの「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。」という言葉を実行しようと活動しています。
LHNの宿泊施設の近くで非営利のカフェ「モナミ」も運営しています。いつでも気軽に遊びに来てください。